カポエイラの連続技の動画を編集して、スロー再生と静止画を入れて蹴りの最高到達点の姿勢をチェックしやすいようにしました。
とにかく上半身をブレずにコントロールすることですが、目線、胸の引き上げ、下腹部の引き締め、足の引き上げ、腕の位置、軸のキープ、それに呼吸を合わせるわけですが、いきなり出来るものではありません。
何十回、何百回、何千回とやるうちに、体幹が安定してきますので、四肢は自然と安定する位置にとどまってきます。
よく前を見て!と指導しますが、この前を『見る』というのは『観る』の方で、心の目で観る!という意味です。
目で追おうとすると、前かがみになったり、眉間にしわが寄ったりして観の眼が働かなくなります。
地面にいても、空中にいても、同じように安定できるだけの『観』を働かせてすっと軸を立てている感覚です。
耳を澄ます。眼を閉じて大きく鼻で深呼吸する。遠くを眺める。
そんな時に自然と取っている姿勢が実は観の眼が働いている状態に近いのではないかと思います。
是非チャレンジしてみて下さい。
CCJ代表池村